2004年10月28日木曜日

ソーラーストライカー


まずはソラストから。

発売日 1990年1月26日
価格 2,500円(税別)
ジャンル シューティング

発売 任天堂
比較的初期の頃に発売されたソフト。

詳細はこちら↓
http://www.nintendo.co.jp/n02/dmg/ssa/
プレイ動画

評価:★★★☆


イメージやらはオフィシャルHP見てもらえれば分かるが
(カラー表示のため変に見えるが‥)
見た目の通り結構地味めな縦スクロールSTG。

自機の攻撃方法は前方に弾を撃つのみ。
敵が落とすアイテムを規定数取るとパワーアップし
威力と効果範囲がアップする。
ただし自機がやられてしまうとパワーが一段階下がってしまう。
弾は画面上に3発まで打つことができ、押しっぱなしに
していると自動で連射してくれる。
ちなみに規定のスコアを超える度に1機増え、特に
スコアアップを意識せずとも何度か機数が増える。

敵は縦横斜め8方向にしか弾を撃てなく誘導弾なども存在しない。
敵の出現パターンなどもほぼ固定でパターンさえ分
かればクリアするのもそう難しくない。

と、こう書いていると地味で何も面白みが無いように
聞こえてしまうがこれが実際には結構面白い。
ステージ構成や敵配置など丁寧な作りが要因だろう。

ステージ1ではしっかりとチュートリアルを施し、
そこから進んでいくにつれ適度に難易度を上げ敵の
パターンや動きを増やしていく。
もしクリアできなくてもパターンを少しずつ覚える
事によって徐々に進めるようになる。
この上手くなっているということを実感できるところが
パターンゲーの面白さであり、そういう部分をこの作品は
上手く引き出せている。

また、この作品はいやらしい動きをする敵も特におらず
ゲーム中の理不尽さから来るストレスなどを余り感じ
られない作りになっている。

もちろん初心者以外でも十分面白く感じる要素はある。
上手くなってきたら今度は自機の動きに無駄をなくし
倒す事が難しい配置の敵を倒しハイスコアを狙うなど
クリアするだけではなくやり込みの要素も存在する。

音楽の出来もなかなかよく、
GB独特のサウンドが画面と妙にマッチしていていい。

他にも、敵が適度な堅さを持っているため
撃破時に爽快感が得られとても心地がよい。

こうして見ると、どこかが特化して面白いというわけではなく
ところどころの丁寧さが積み重なり、全体として見たときに面白く感じるのだろう。
GBの手軽さとこの適度な難易度と作りが相性よく
余計にそう感じさせてくれる。

この作品は任天堂には珍しいSTGだが
やはり任天堂らしさが感じられた作品。

ちなみに隠しでハードモードも存在するが、理不尽な攻撃も多く
上級者でも得点稼ぎをしようと思えば苦労するだろう。
今回の評価から言ったらハードは余り期待しないほうがいい。

評価:★★★☆

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