1. GBASPからフロントライトを摘出
2. GBC本体の加工及びフロントライトの加工
3. GBCにフロントライトを取り付ける
さて、GBCの加工及びフロントライトの加工が終わったら後は組み立てるだけです。
残すは組み立て作業のみですが、この過程においても様々なアクシデントが
よく起こるため最後まで気を抜かないようにして下さい。
ここからの作業はゴム手袋を装着しながらやった方が良いです。
埃が付いたらエアダスターで吹き飛ばしてください。
埃が中に入ってるまま組み立ててしまうと分解して除去するのが大変です。
まず埃に注意を払いながらARフィルム(反射防止効果のある保護フィルム)を
GBC本体の液晶に直接貼り付けます。
取り付け方法はフィルムの説明書を見てください。
貼り直しがきく物がほとんどだと思いますので
埃を飛ばしながらやればそれほど苦労しないと思います。
ちなみにこれを張る事によって画面がハッキリと見え、光ムラも抑えられます。
上手く貼れたら次にフロントライト一式を本体に納めます。
まず保護ガラスを本体に再びくっつけます。
粘着力がなくなっている場合両面テープ等でくっつくようにしてください。
この時保護ガラス内側の汚れをメガネ拭きやクロス等で
綺麗にして埃をエアダスターで飛ばしてください。
その後埃に注意しエアダスターを上手く使いながらフロントライトをセットします。
なお、保護ガラスにフロントライトがくっついてしまっても構いません。
その後配線した線などを本体の下のほうに逃がして
エアダスター等を使って埃を飛ばしながら液晶をフロントライトの上に重ねてください。
前から見て埃が入っていないようならOKです。もし埃があればやり直してください。
(細かい埃や微小な傷はどうしても残ってしまいます。そういった物は
真っ黒な画面の時は多少目立ちますが普段は気にならないレベルです。)
液晶をセットしたらフロントライトから伸びている線を
ボタン類の横を通して本体の下に逃がします。
線が内部で挟まらないようにして一番下の隙間から基盤より上に持ってきます。
(線が動く時は中でセロテープ等で固定すると良い)
そうしたらネジで基盤を固定してしまっても大丈夫です。
上記作業中保護ガラスを外に押し出してしまう事があるため注意が必要です。
(特に画面下部はベースの分厚みが増えているためそこだけ余分に押しだされます)
もしも保護ガラスがすぐに外れてしまうようならほんの少し
なるべく外側の2、3箇所に接着剤をつけて接着して下さい。
(接着剤を付け過ぎたり密封してしまうと
画面に白い接着剤の後が出てしまうため注意が必要)
後は本体の電源部分やスイッチと配線するだけです。
電源は下記画像の位置からとります。
配線は下記画像のように行います。
ちなみに抵抗には向きが無いようです。
・抵抗の反対側に線材を配線します。
・スイッチの真ん中と電源を線材で配線します。
・フロントライトの-側をGNDに接続すれば完成。
最後に上手く配線できてるか断線してないか閉じる前にチェックしましょう。
線やスイッチを外側に出してしまい、本体裏側を軽く被せてしまいます。
スイッチをいじって上手くON,OFFで点灯消灯するか確認してください。
もし上手くいかなければ配線作業が正しく行われてるかチェックしてください。
ここまで異常がなければ後はスイッチをホットボンドで固定して
線を本体内部に上手く収めて閉じてしまえば完成です。
他に改造を施してある場合は他の線を挟んだり切ったりしないようにします。
これで完成です。大変な作業でした。綺麗な状態にするのは難しいですが
成功すればそれなりの見返りがあるはずです。