2010年8月11日水曜日

ゲームボーイ型コントローラーの作成

乗っ取り第4弾。


生放送用にこれまでに作ったSFCコンやGCコン乗っ取りに対応する
初代ゲームボーイ型コントローラーを作りました。

モノクロのゲームをやる時はこっちを使った方が雰囲気でるかも。
ただしやっぱり自己満足でそれほど意味がある行為ではないです。

SFCコンの乗っ取りはこちら
GCコンの乗っ取り及びGBCコンはこちら



基本的な知識は家庭用コントローラー乗っ取り
の解説系サイトを調べてみてください。

ゲームボーイ本体を完全に一台潰してしまうので
壊れている物等いらない本体を使いましょう。

※本体の型番によっては中身や配線が異なっている事があります。


ここで利用したのは「01」の初期型です。
型番は電池蓋の爪を入れる穴から確認できます。
「DMG-CPU-XX」のXX部分が型番になります。
型番によっては生産国が異なっていたり
音に微妙な違いがあったりするらしいので
一度持ってる本体の型番を調べてみるのも面白いかもしれません。



本体裏のネジを全て外し(型番によって特殊ドライバーが必要になります)
下記画像の位置の部品を根元からニッパーで切断してしまいます。


そして赤丸の位置からボタンの入力を受け取ります。


実際に配線すると以下画像の様になります。
(線に黒いのが被せてあるのは一度逆に配線してしまったためです…)
ちなみにコネクタ化対応なのでRS232Cケーブルを使用しています。


GNDはちょっと特殊で以下画像の赤線の4箇所を
ショートさせてGNDとして利用します。


以下画像では右側の3つを半田ブリッジでショートさせ
残りを線材で繋げていますがその間を含めて
全て半田ブリッジでショートさせてもたぶん大丈夫だと思います。


ここに配線する際にはメンテナンス性を考えて
他の箇所よりも長めに線を確保した方が良いと思います。

配線が終わったら線を外に出すために本体を加工します。


こんな感じでお好みの位置に穴を開けてください。
他のケーブルやネジ穴等の干渉だけは注意。


後は実際に接続して動作チェックをしてください。
問題が無ければ他への干渉に気をつけつつ線を
本体内部にホットボンド等で固定します。
その後本体を組み上げて終了です。





本体をメンテナンスする際にはゴムの取り扱いに注意してください。
洗っても問題ありませんがかなり劣化してる可能性が高く、
破れかけていたりする事があるため慎重に取り扱ってください。
もし使えなくなったら他のジャンク本体から
ゴムを取り出す等して補充する必要があります。


配線を確認する際は以下画像のように液晶を持ち上げる必要があります。
裏側からの半田に失敗した場合等にも
以下画像を参考に表側から半田する事もできます。




コントローラーのコネクタ可等含めて
全部一度にやるのはそれなりに大変ですが
どうしても手に馴染んだゲームボーイ系を
使いたいという方がいればやってみてください。
 

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