シリーズで最もバランスが取れてる作品
発売日 | 1999年11月25日 |
価格 | 4300円(税別) |
ジャンル | 音楽ゲーム |
発売 | KONAMI |
VC | ―― |
ゲームボーイカラー | ○ |
ゲームボーイ | ○ |
SGB | ○ |
赤外線通信 | × |
通信ケーブル | ○ |
ポケットプリンタ | × |
前作から半年程度で発売された続編です。システム等大きな変更点はないため前作のレビューを見るとよいかもしれません。
今作から本家ビートマニアとはちょっと違う路線に。前作はビートマニアシリーズの曲が多く、オリジナル曲もラテンやジャズ、クラシックといった本家ビートマニアとそれほど異なる曲目ではありませんでした。しかし、今作ではJ-POPが大量に選曲されており、従来のビートマニアシリーズとは一線を画す曲目となっています。収録されているJ-POPはいずれもかなり有名な曲ばかりで、当時流行っていた曲が中心となっています。
今作ではエンディング画面をスキップできるようになり、ARCADEモードを繰り返し遊ぶ場合快適にプレイできます。また、プレイオプションとしてランダム機能が追加されました。もうビートマニアGBとしてはほぼ完成系と見ても良さそうな感じです。
今作に収録されている曲は全部で25曲となっており、アレンジ曲1つを除けば前作から全て入れ替わりとなります。隠し曲は今回も存在し、前作と同じようにパスワードを入力することによってFREEでも遊ぶことができるようになります。
ゲームモードはオリジナルモードが無くなり、「ARCADE」、「FREE」、「VERSUS」のみとなりました。アーケードモードは、「NORMAL」か「EXPART」モードを選択してからプレイしたいコースを選択します。コースは収録曲のジャンル毎に分けられており、隠し曲含めて5曲固定となっています。各コースをクリアする毎に、「解禁されてる隠し曲」+「クリアしたコースの隠し曲」が解禁されるパスワードが手に入ります。
前作同様オプションによってキーコンフィグの変更、判定の難易度、使用するボタン数を設定することが出来ます。どうしても難しい場合などにはボタン数を減らして遊ぶことが出来ます。
[収録曲リスト]
[J-ガールポップ]
[バンド]
[アイドル]
[アニソン]
[ゴッタミックス]
前作同様、収録曲の質はかなり高いものになっています。GBの音楽に抵抗ない方なら満足できる内容だと思います。曲数も増え、前作と重複してる曲も無いため前作を所持していても楽しむことが出来ます。また、J-POP等が収録され曲のバラエティが増えてるためよりプレイし易くなっているのではないかと思います。
アニメーションは前作同様しっかり作ってあります。今作ではユーモラスなアニメーションも多くあるため、機会があればじっくり見てみるのもいいかもしれません。
当然ですが、このソフトもイヤホンとゲームボーイさえあればどこででもプレイすることができますね。
収録されている曲の質や、表示されるアニメーション共に非常に素晴らしい出来になっています。収録曲や曲のジャンルも増えて、繰り返しプレイも快適になっているため、前作よりも更に完成度が上がっています。
このシリーズ全般に当てはまりますが、GB音源と言うことで人を選んでしまうかもしれません。もし音ゲーやGB音源に抵抗感が無ければとてもお勧めできる作品だと思います。
評価:★★★★☆
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