http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/qaej/index.html
3DSのゲームボーイバーチャルコンソールの来週分が発表されました。ソフトは「メタファイトEX」、価格はカラー専用ソフトなので600円です。
名作として知られているファミコンの『超惑星戦記 メタファイト』の続編。
今作は、メタファイトの続編となっています。しかしこれの前に海外では何故かGBのボンバーキングがメタファイト2として発売されていたりします。確かにトップビューモードとしてみれば似てるかもしれませんが‥
さて名作ゲームの続編がGBCでも出ていたわけですがその評判はというと‥
GBはFCに比べて解像度が低いため、表示範囲が非常に狭くなってしまっています。その画面サイズに合わせたのかどうかはわかりませんが、全体的に動作がもっさり気味になってしまっています。
また細かい操作性もFC版よりも劣ってしまっているという「改悪」とみられる変更が行われています。
その上FC版で評価されていたBGMから一点、今作はBGMについても、批判の対象となっています。
とまぁ、上記のような問題を指摘され、評価されることがあまりないこのソフトですが、この評価はあくまでも「超惑星戦記 メタファイト」との相対評価となります。
ではゲームとしてはどうなのかと問われれば、決して悪いものではないと思います。
このゲームは探索型のアクションゲームとなっています。メトロイドのように、ステージをクリアする毎に新ギミックが追加され探索可能なエリア広がるといったものです。
通常はメタルアタッカーと呼ばれる戦車の様な兵器に搭乗していますがそこからいつでも降りることが可能となっており、降りた状態でしかいけない場所や、人しか入れない扉などが存在します。
人しか通れない扉へ入るとトップビューモードに切り替わります。この通常モードとトップビューモードを切り替えながら探索していくのがメタファイトの特徴となっています。
欠点として上げられている通り、若干もっさりしておりジャンプ動作も機敏ではありません。全体的に大味なつくりにも感じられますがGBの画面サイズを考えると仕方ないところかも知れません。マリオランド2などはその辺上手いこと調整されていましたね。
マップについてはメトロイドのような親切な作りにはなっておらずファミコンの頃のように本当に誘導無しであちこち探索する必要があります。しかしエリア制になっており、マップもそこまで広くないため、複雑怪奇で全く進めない、といったことにはならないのでその辺は安心です。
メタファイトファンにはなかなか評判が宜しくない今作ですが探索型ゲームが好きな方であれば十分楽しめると思います。複数の武器を上手く切り替えたり、メタルアタッカーへの昇降を使い上手く対応したりと、色々と楽しめる要素はあります。
またトップビューモードとサイドビューモードを繰り返しながら進めるためそれなりにマンネリ化はしにくいとも言えるかも知れません。ただし、トップビューモードは今ひとつ爽快感にかけるという欠点もありますが‥
難易度はそれなりのものになっていますがコンテニュー可能で、それに加え今作はパスワード制にもなっているためじっくりと遊ぶことが出来るという点は良いと思います。
文句なしの良作とはなかなか言うことができませんが、結構本格的な探索型アクションゲームなので、600円ならいかがでしょうか。
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